夏陽さんのレビュー一覧

★★★★★
2008/08/06 20:31
新たな言葉

お馴染み『ルナアシリーズ』に登場する秋山博士の少年時代の物語。 田中助手とともに、繰り広げられるやり取りが面白いです。  さて、秋山博士(少年)が新たに発明した言葉とは――…?  この言葉が浸透したら、実生活で役立つかもしれません。 さぁ、今すぐ、読んでみましょう!8頁なので、あっという間ですよ。

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★★★★★
2008/07/21 09:45
オッサンとの不思議な同居生活

ある日、主人公・シュウの前に現れた、チッサイオッサン。  得体の知れないオッサンとの不思議な同居生活が始まった――…。果たして、この正体は…? テンポのよいストーリー展開で、一気に読み進められるでしょう。 笑いの中に、温かさや切なさも詰まった、素敵な作品です。 さぁ、あなたも今すぐ、可愛いオッサンに会いに行きましょう!お薦めですよ!

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★★★★★
2008/07/18 19:03
温かい優しさに包まれる

自分に合わないものを身に付けたり、背伸びしてみたり…  そんな生活は、やっぱり疲れてしまう――。  “クツヅレ”をテーマに描かれたこの作品は、日々、生活をする私たちへの温かいエールのような気がします。 月の描写が美しく、不思議な感覚にも囚われます。  読後は、温かく優しい雰囲気に包まれ、心地よい余韻が広がります。 さぁ、あなたも今すぐ頁を捲って下さい!癒されること、間違いなしですよ!

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★★★★★
2008/07/14 23:12
漲る躍動感

バスケットボールを主軸に繰り広げられる青春物語。  スピード感・臨場感溢れる試合シーンに、一観客として、観戦している気分にさせられます。  手に汗握るプレーの連続に、息つく間もない程です。  青春真っ只中の少年たちの友情や恋愛、葛藤等…、見逃せない要素も盛り沢山です。 読後の何とも言えない爽やかさ!さぁ、今すぐ、頁を捲ってみましょう! 熱い彼らに引き込まれること、間違いなしです。

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★★★★★
2008/07/07 11:10
恐怖の押し入れ…キャア〜

1話ずつのショートストーリーにまとめた、押し入れに纏わる5つの恐怖話。 身近な押し入れを題材に、語り口調の独特なスタイルは、読者を飽きさせません。  怖さの中に、面白さがあるので、ついつい頁を捲ってしまいます。  さあ、あなたも【秋山ワールド】へ行ってらっしゃ〜い!

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★★★★★
2008/06/27 20:51
不器用だけど…一途な恋

決して、容姿がよいとは言えず、今どきの流行にも鈍感な花憐。彼女が恋したのは、誰もが認める素敵な男性だった――…。  『源氏物語』誕生千年を記念し、〈末摘花〉をモデルとした、純粋で一途な恋物語。  好意を寄せる光が、他の人と結婚を決めても、彼の幸せを願う花憐。そんな彼女がいじらしく、とても可愛らしいです。   テンポのよい文章で、先へ先へと、頁を捲る指も早まります。 読後は、心地よさが広がり、千年前に思いを馳せることでしょう。是非とも、『源氏物語』全シリーズをお読みになることをお薦めします!

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★★★★★
2008/06/26 09:34
かけがえのない一筋の光

生涯にわたり、光のそばで愛された唯一の女性・紫乃。だが、正妻でありながら、苦悩も人一倍抱えていた――…。  『源氏物語』誕生千年を記念し、〈紫の上〉をモデルにした、美しくも切ない恋物語。  傍から見れば、幸せそうな結婚生活も、実のところ、不安や嫉妬に怯え、ひたすら夫の帰りを待つ彼女が見つけた、一筋の光とは…。 ひとつひとつの描写が美しく、紫乃の揺れ動く気持ちが丁寧に描かれた作品です。  読後は、心地よさに包まれ、千年前の世界に思いを馳せることでしょう。是非、あなたもご自身の目でお確かめ下さい。尚、『源氏物語』全シリーズをお読みになることをお薦めします!

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★★★★★
2008/06/19 19:34
学びの時間

作者・秋山さんが贈る、『この世は、魂の修行場』集大成!!  たまたま出会った、卯年の女性たち(満月・久美子・浮遊霊真理子)が繰り広げる、人生勉強の物語。 軽快で、かつ、巧妙に練られたストーリー展開に、頁を捲る指も止まりません。 浮遊霊・真理子の語り口調の斬新なスタイルも、ストーリーに幅をもたせてくれます。 作者の魂のこもった作品、是非、皆さんに読んで頂きたいです。 尚、番外編『ホテル』も、併せてお読みになることをお勧めします!

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★★★★★
2008/06/18 19:29
儚くも美しい、恋物語

月美には、東吾さんという婚約者がいたが、光に出会い、初めて、本当の恋を知る――…。  『源氏物語』誕生千年を記念し、現代に甦らせた〈朧月夜〉の、儚くも美しい恋物語。  許されない恋と知りつつ、光に惹かれ、魔法にかかったように、彼のことを全力で愛する月美。だが、二人の恋は――…。 仄かで儚い朧月夜と月美とのイメージが、見事に重なった作品です。  本編のラストに描かれた『おまけ』も、必読です!陽未さんの作品への愛情が感じられ、温かい余韻に浸れます。 是非とも、『源氏物語』全シリーズをお読みになることをお勧めします!

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★★★★★
2008/06/18 17:40
儚くも美しい、禁断の物語

光にとって、藤乃は初恋の人であり、藤乃にとっても、心から愛した男性だった――…。  『源氏物語』誕生千年を記念し、現代に甦らせた〈藤壺〉の、美しくも儚い、禁断の物語。  「白梅」や「月」といったモチーフが、二人の置かれた立場を象徴し、切なさを増幅させます。  静かな雰囲気の中に流れる、二人の情熱的な想いが、ひしひしと伝わってくる作品です。  読後は、心地よい余韻が残り、千年前に思いを馳せることでしょう。是非とも、『源氏物語』全シリーズをお読みになることをお勧めします!

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★★★★★
2008/06/07 09:30
幻想的な世界

しっとりとした雰囲気の中、優しく綴られた、切なくも儚い物語。  昔ながらの日本情緒溢れる情景描写が、より一層、幻想的な世界を彷彿させます。  昔語りのような、怪談のような幻想的な世界を、十二分に堪能できるはずです。  作者・キミエさんが紡ぎだす、優しい言葉の連なりに、あなたも夢中になることでしょう。  是非とも、紫陽花が花開くこの時期に、読んで頂きたい作品です。お薦めします!

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★★★★★
2008/06/07 02:24
なんでも屋・ついに最終幕

第一幕から始まった『なんでも屋神』が、ついに最終幕を迎えた。 数々の依頼・難題に挑む神に、次々と襲い掛かる辛い現実。  それでも尚、それらに果敢に立ち向かおうとする神――…。  人間味溢れる神に、誰もが虜になるはずです。彼を取り巻く、個性豊かな登場人物にも注目です!  第一幕から最終幕まで、三部作合わせて、総頁数1100頁の超大作です。テンポもよく、巧妙に練られたストーリー展開に、きっと夢中になるはずです。 是非とも、皆さんに読んで頂きたい作品です。主人公・神と作者KIBAさんに心惹かれること、間違いなし!です。お薦めです!

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2008/05/24 09:47
優しさが胸に響く作品

宇宙に恋する峰岸君を、子どもの頃から想い続ける麻美。  すれ違いを重ねながら、時を経て、再会を果たした二人。その結末は――…。  主人公・麻美が語るひとつひとつの言葉が優しく、温かく…胸に響く作品です。 ラストは、切なさの中にも、溢れんばかりの深い愛情を感じました。 是非、皆さんもお読みになって下さい!お薦め作品です。

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2008/05/15 13:22
野球少年の目

生まれて初めて、目の前で見た野球の試合。  そこから、野球にのめり込んだ主人公・誠。 野球を通して、彼が、学んだこととは――?  揺れ動く主人公の心情が、丁寧に描かれた作品です。  彼を取り巻く家族や友達からも目が離せません。  読後は、爽やかな風に包まれることでしょう。是非、お読み下さい!

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2008/05/14 09:51
冷静な仮面の裏に隠されたS

息を呑むほどに、整った顔立ちの生徒会長・司。   彼による、毎朝の頭髪・服装チェックを受ける、主人公・朱莉。  彼の弱点を知るために、行動に移す朱莉だが…。  まんまと、司の罠に填まった彼女の恋の行方は――…?  司くんが発する言葉に、ドキドキ・胸キュンキュンの連続です。是非、お読みになって下さい!

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★★★★★
2008/05/09 19:19
これぞ、ミステリー小説!

タイトルから思い描いたストーリーから、いい意味で裏切られました! 最初から最後まで予想もつかない展開に、頁を捲る指も早まり、一気に読み進めることができます。  時折、挟まれるユーモア溢れる文章に、つい、ニヤニヤと笑いが零れてしまいます。  練りに練られた巧妙なストーリーで、最後まで飽きることなく、楽しめるでしょう。   とにかく面白い作品なので、是非、皆さんもお読み下さい!お勧めですよ!

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★★★★★
2008/05/09 10:32
永遠の約束

いつもと同じように、仕事場へ向かった主人公・隆義の元に、一本の信じ難い電話が…。    突然の「死」が待ち受けているとも知らずに書いた、妻の最後の手紙。  そこには、溢れんばかりの妻の想いが記されていた。 現実を直視し、二人で誓った、あの「約束」を必ず果たそうと願う主人公。 そんな彼から、生きる強さを感じます。 今、ここにある“当たり前の幸せ”に感謝しなければ…と、思わずにいられません。  是非、お読みになって下さい!きっと、家族や大切な人に逢いたくなりますよ!

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★★★★★
2008/04/03 23:14
まるで映画さながら!

[なんでも屋 神…第二幕] あの神が、帰ってきた!! 今回の依頼は、裏社会の派閥闘争。生まれ育った街が、クラブドラッグに冒されていく中、神は――。  これまで明らかにされなかった父親の存在など、新たな過去と対峙する神。 最愛の妹・真美への贖罪から裏仕事を請け負うことを決め、自分の居場所を見つけた神。  神が、魂の烈火の如く、奮闘するさまには、男気を感じます。  テンポよく進む作品は、まるで、映画かドラマを見ているかのようです。  是非、第一幕からKIBAさんが描くこの世界を堪能して頂くことをお薦めします!

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★★★★★
2008/03/27 19:31
魂の求めた場所

『人間の体、肉体は、着ぐるみであり…魂だけが、真実を求める』 人間に、元々、組み込まれたカリキュラム――運命や克服すべき課題など。 それらを背負った魂が、この世に、生を受ける。 そこで生まれた、修二と月子の切ない恋物語。  互いに、惹かれ合う二人の前に立ちはだかる、大きな壁。彼らが求めた、魂の場所とは――。     二人の恋の行く末を、どうぞ、ご自身の目でお確かめ下さい。 お薦めします!

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★★★★★
2008/03/25 11:25
ようこそ!なんでも屋へ

母が倒れたという報せを受け、帰国した神。  彼が、ホストの次に選んだ仕事は[なんでも屋]。  同じ街を舞台に、神が、依頼された仕事に奮闘する姿が描かれています。  この仕事を通じ、自分の壮絶な過去とも対峙する神。  テンポよく進められる展開に、頁を捲る指が、早まります。  さぁ、あなたも、7階の[なんでも屋]のドアを叩いて下さい!お薦めします!

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