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りんちぇる
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元彼にまだ見れんがある
りんちぇる です 。

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涙の世界。

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ノンフィクション・実話1ページ

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やめて。 いたいよ。怖いよ。 ねえ、おねがい。 やめて。 またあの夢。 13年前のあの時の…。 私の名前は 日向 沙織(さおり) 15歳の中学3年生 家族は2つ下の弟が1人。 名前は 日向 瑆(ひかる) ママは弟を産んですぐに死んだ。 パパは ママが死んだのを 弟のせいにして 私が2歳の頃に 私たちに虐待をしはじめて 今は警察署。 パパが警察署にはいってから 私は瑆を守ると決めた。 まだちいさかった私たちには なんにもわからなくて ただ 泣きじゃくる瑆を なぐさめることしかできなかった。 ああ、またこの夢だ。 あの日から何回この光景を 見てきただろう。 俺は 日向 瑆 中学2年 13年前 親父に虐待を受けていた。 あの時、姉ちゃんは 1度も泣いてなかった。 ただ俺を抱きしめて 親父の暴力から俺を守ってくれていた。 親父が警察署に入った時も 俺は何が何だかわからなくなって ひたすら泣いていた。 だけど姉ちゃんは優しく俺を抱いて 背中を撫でてくれてた。 『 ぱぱっ!いたいよっ! もうやめてよおっ!』 『 うるせえ。この糞餓鬼のせいで 母さんは死んだんだ! こいつさえ、 生まれてなければ…っ!』 『 うわぁぁぁあぁん! おねえちゃぁあぁん!』 「 おいっ、日向っ! おまえ人の話聞いてんの?」 「 えっ、あっ、ごめんっ ぼーっとしてた 」 「 ったく、おまえ昔っから そーゆーとこかわってないよなあ 」 「 ま、まあねーっ ♪♪ 」 また私、あの時のこと思い出してた。 忘れたいのに、忘れ話れない過去。

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