プロフィール
結季ななせ
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結季ななせ(ゆうき ななせ) です。
▽更新中
甘くてこまる
▽最新完結
基準値きみのキングダム
既存作品の番外編は『〖SS集〗むすんでひらいて、』またはSNS上で公開しています。
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作品一覧
総文字数/209,828
恋愛(キケン・ダーク)339ページ
総文字数/124,215
恋愛(純愛)262ページ
総文字数/145,989
恋愛(純愛)299ページ
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。
レビュー一覧
2021/05/12 19:44
ネタバレ
かわいい、いとしい、物語
◇
マトリカリア 305号室。
同じ部屋で暮らす、兄妹でも恋人でもないわたしたちの関係はきっととても奇妙なもの────
◇
おーちゃんも、愛花ちゃんも、かわいくてかわいくてとっても健気で、最初から最後までふたりがどうか幸せに結ばれますように、と願いながら読み進めていました。
愛花ちゃんサイドでは、おーちゃん一体なに考えてるの!? とハラハラして、続くおーちゃんサイドではもう、胸がくるしくなるくらいのきゅんきゅんを味わわせていただきました。
葛藤して我慢して悶える男の子(しかも年上……!)、尊すぎます。
お姉ちゃんはじめ、ほかの登場人物もみんな優しくてあったかくて、まるっと好きになりました。 みんなの今後に幸あれ……!です。
作者さまの言葉づかいや表現がやさしくてかわいくて、ほんとうに大好きになりました。 ファンです……!
素敵な作品をありがとうございました。
2021/01/25 19:51
ネタバレ
かけがえのないいちばん
◇
「おまえが、おまえだったから」
“たったひとり”に、ずっと、わたしも、なってみたかった
◇
冒頭の水崎昂弥の登場シーンから好きすぎて(バイクの乗り方かっこよすぎでは?)ぐいぐい惹き込まれ、夢中になって読み終えました。
佳月ちゃんの家族に対する気持ちに胸がぎゅうぎゅうして、それがほどけた瞬間ぼろぼろ泣いて、水崎昂弥の背負ったものに息をのんで、気持ちが忙しかったです。
佳月ちゃんに昂弥がいて、昂弥に佳月ちゃんがいてよかった。唯一無二の尊すぎる関係だなと思います。そんなふたりの愛のかたちをした約束にやさしくて暖かい気持ちになりました、ハートの折り紙のシーンがものすごく好きです!
アイ・ラブ・ユーの先にあるものを、きっとふたりはたいせつに生きていくんだろうなと思います。そんなふたりのかたちが、いとおしくて、たまらないです。
ほんとうに大好きな物語です。
ぜひご一読ください。
2021/01/24 21:55
ネタバレ
“ wonderful world ”
────この景色が、世界でいちばん、きれいだ。きみが、きみたちが私を変えてくれた。
◇
優等生でいることにしか、存在価値を見い出せない綾乃の世界が高城領────“はるとうたたね”と交わることで目まぐるしく変わっていく。
その過程が、いとおしくて眩しくて、ちょっぴり羨ましくて、夢中になりながら、でも宝物みたいに一文一文たいせつに読ませていただきました。
登場人物がみんな魅力的で……!もう、私もはるとうたたねのファンです。中でも、高城領くんのあの魅力はなんなのでしょうか……引力がすごくて、そんな彼らに惹かれて、綾乃ちゃんが「歌いたい」とそう口にできたとき、思わず胸が熱くなりました。
作者さまの丁寧な言葉で紡がれる、痛みをともなった色鮮やかな青春が、その目が眩むほどのきらめきがほんとうにだいすきです!
ぜひ御一読を。
2020/09/20 17:27
ネタバレ
こおりのように冷たい彼は
◇
彼氏のはずなのに他人より他人。
他の女の子には甘いのに、私には塩対応……ならぬ名前の通りの氷対応。
上げては落とすジェットコースター系男子こおりひかりくんに、ヒロイン・桃音ちゃんと一緒にドキドキハラハラしながら更新を追いかけていました。
それにしても、こおりくんはずるいです。
桃音ちゃんに冷たすぎて、「おまえなー!」と思うも、見え隠れする甘さにまんまとハマってしまって……
最後には冷たかったこおりくんの裏側をまるっと知れて、とびきり甘いふたりの姿をみれて、爆発級の胸キュンをさせていただきました。
他の登場人物も最後はみんないい子だー!すきー!となりまして……ただ、MVPはみっちーです。彼こそヒーロー。
素敵な作品をありがとうございました!
2020/09/12 11:16
ネタバレ
似たもの同士の孤独たち
◇
劣等感、罪悪感。「天才」と呼ばれることに引け目を感じていた。ふたつの孤独はどうしようもなく惹かれていく。
作者さまが丁寧で繊細かつ色鮮やかな筆致で描く情景や描写にぐいぐい引き込まれて、まるで彼らと同じ寮生になった気分で感情移入しながら読み進めていました。
評価がほしい。評価のために描いてるんじゃない。意味なんてない。だけど、誰かの言葉で救われる。ぐらぐらに揺れる心情もまるで自分のもののように思えて、彼らとともに一喜一憂していました。
ひとりで抱えてきたものを、これからは寄り添ってふたりで抱えていこう。天才だっていいじゃないの。きみが好きだと言ってくれた、自分の絵を嫌いにならずにいたい。
温かさに包まれたエンディングに思わず涙が零れました。
また、ふたりだけでなくミナミやシンジョウなど、登場するみんな魅力的で大好きになりました!
本当に素敵な物語をありがとうございました!