河合讚良さんの作品一覧

死刑囚「久山郁斗」の啓示

総文字数/10,832

ミステリー・サスペンス5ページ

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 嫁が腹を切られ、首を絞められて死んでいると同時刻に二本の通報が入る。しかし不可解なことに通報者も場所も遺体も別。さらに園児とその関係者三七人を殺し、数年前に死刑執行されたはずの『久山郁斗』を名乗った犯行声明文が残されていた。  警察は二件の殺しは久山郁斗を語った連続殺人事件と断定し、特捜本部を設置する。  その中に、実は刑事として優秀だが知る人は少ないオカマの浜田と、すぐに感情的になる新米の小畑の二人のみで結成される『刑事課強行犯係特別対策班』も混じっていた。しかし班の名前は立派だが、やることは雑務、しかし見た目だけはすこぶる良いため二人は『顔だけ班』と揶揄される存在で…
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