浅葱色に射す一筋の泪
横浜




バイクを飛ばし、巡察を強化する様に言ってひとっ飛びしてから優愛の家に向かった


優愛「母上ーーーーーー!!!」


陸斗「優輝ーーーーーー!!!」


優輝菜「うわっっっ!!!また大きくなったね〜〜〜!!! 陸斗……。

今日泊まっていい?明日の朝には帰るけど………」


優愛「勿論っっっ!!!」


優輝菜「陸帰ったらご飯食べに行こうか………」


優愛・陸斗「わぁ〜〜〜〜い!!!
カレーライス食べたいっっっ!!!」


優輝菜「私もーーーーーー!!!」



ーーーーーーーーーーーー



陸斗とガッツリ遊んだ頃に陸が帰った


四人でカレーライスを食べに行った


優輝菜「私……夜出掛けて良い?」


陸「何処行くんすか?」


優輝菜「江ノ島………。過去に来て一度も行ってないの……。見て来て良い?」


優愛「大丈夫?」


優輝菜「私を誰と心得る………」


陸「早く帰って下さいね?」


優輝菜「分かってる!!」


ご飯を食べて、3人と別れた


海沿いに行けば良いね………


民家や店がある所から少し離れた所からバイクを出した


三十分ちょいで江ノ島に着いた……


ポロポロポロポロ


優輝菜「江ノ島だ…………。懐かしい」


ライトアップもされてないし、橋も木。


でも面影が………江ノ島………


優輝菜「気持ちいい…………」


浜辺に座って海を見ていた。


「おいこら………」


優輝菜「(ビクーーーーーー!!!)」


「出歩いてんじゃねぇ……クソボケ」


優輝菜「………何で?」


土方「歳輝が陸斗に会いたいって言うから………」


優輝菜「へぇ〜〜〜〜……」


土方「で? 故郷はどうだ」


優輝菜「最高!!! 一人で良く来れたね………」


土方「海沿いに……」


優輝菜「一緒だね。 ご飯食べた?」


土方「いや……。お前が一人で行ったって言うから………」


優輝菜「どっかお店入ろうか……」


土方「……………………………。
もう閉まってるだろ………」


優輝菜「……………………………。
優愛んとこ戻ろう? 何か作るよ……」


土方「見たいんだろ? 江ノ島……」


優輝菜「もう見れたから良いよ……」


土方「もう少し付き合ってやる」





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