【完】キミと生きた証
「仁菜ちゃん、放課後ってあいてる?」


「うん!なんで?」



にこにこ笑う仁菜ちゃん。



「相談があるんだ。のってくれる・・・?」




「勿論!・・・・なんか深刻?」




あたしの顔色をうかがってる。



あたしがうなずくと、そっか、と呟いた。




「じゃ、放課後、みんなが帰ってから、ここで話そっか!」



「ありがとう!」



仁菜ちゃんはにこにこ笑いながら、あたしの頭をポンポンと撫でた。




放課後になったら、酷な相談をする。




ごめんね、仁菜ちゃん。



でも、頼らせてほしい・・・。





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