*スケッチブック* ~初めて知った恋の色~
て、バカ―――!
“コロちゃん”っていうのは、わたしが勝手につけたあだ名だ。
思わず叫びそうになって慌てて口をつぐんだ。
みんなが驚いたような表情で、立ち上がったままのわたしに注目する。
彼の口もあんぐり開いたまま。
やきそばパンを頬張るために開けたその口は、おあずけをくらったままになってしまった。
「コッ……」
とりあえず、さっきよりも小さい声で自信なさげに呟いてみたりして。
みんなの頭に“コ”という文字と“?(ハテナマーク)”が浮かんでいるのが、見えるような気がする。
「コッ…………………………」
やばい……。
うわーん。
どうすればいい……?
“コロちゃん”っていうのは、わたしが勝手につけたあだ名だ。
思わず叫びそうになって慌てて口をつぐんだ。
みんなが驚いたような表情で、立ち上がったままのわたしに注目する。
彼の口もあんぐり開いたまま。
やきそばパンを頬張るために開けたその口は、おあずけをくらったままになってしまった。
「コッ……」
とりあえず、さっきよりも小さい声で自信なさげに呟いてみたりして。
みんなの頭に“コ”という文字と“?(ハテナマーク)”が浮かんでいるのが、見えるような気がする。
「コッ…………………………」
やばい……。
うわーん。
どうすればいい……?