いつかすべてを忘れても、きみだけはずっと消えないで。





───その日の夜。


私は春斗のことを想いながら、そっと目を閉じて眠りについた。


そしてそれから15日後の、10月25日。


私は、生まれてから今までの、全ての記憶を失った──。





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