女子高生の私と不機嫌な若頭

人の温かさ



『……りょう……すけ、さん……』


安心したのか
私は意識が薄れていく


「杏奈…?杏奈⁉︎」


涼介さん……



私が意識を取り戻した時には
見たこともない部屋だった


そこは黒に統一された部屋
落ち着いてるというか
生活感がないと言うか……

机に本棚、タンス
ソファと……私が寝ているベット


『ベット広っ』


大人4人は寝れるんじゃないかと思う
ベットから起きると
私のではないパジャマ


あっ!
そう思い確認をすれば下着をつけていることに安堵した


いったい……ここは……
そう思っていたら
部屋のドアが開いた
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