この恋は、風邪みたいなものでして。
プロローグ

初恋の彼は泣いている私の頭を撫でると、リボンを付けた猫をくれた。

その猫は、私の一番の友達で、大切な存在だった。


その時に一緒に弾いてくれた曲を聴くと、今でも私の心は躍り出す。
昔昔の、夢のような素敵な話。


< 1 / 227 >

この作品をシェア

pagetop