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"うそ"に詰まった"真実"と"恋心"
うその手紙から始まる本当の恋。。。

「でも、手紙のなかには、真実があったんだよな」

有り得ないはずの奇跡が幾つも重なり、ほつれた糸が交じり合い、二人のストーリーが始まった。
これは"始まりの物語"のように感じました。

互いに送り合う春のおすそわけ。なんてロマンティックな、優しさ溢れる恋文なのだろう…

暖かい春の日差しと共に芽生えたのは恋心と微かな罪悪感。それがコントラストになって、美しく映えていました。

最後の展開には騙されましたが…
こころ洗われる素敵な美文で綴られた本作品。

"好き"って、こんなに純粋なものなのだと、
相手の真心に惹かれることなのだと、
それを思い出させてくれたのは彼らでした。

たまには、メールではなく、文を送ろうと思います。春の贈り物が、大切なあの人のもとへ届きますように。。。
Nia.
20/04/09 11:32

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