復讐日記
葬儀
この日もあたしは日記を書いた。


明日は剛の両親の葬儀で、きっと沢山の人が集まることだろう。


あたしにとってそれは絶好のチャンスだった。


あいつの親戚や知り合いが集まるのなら、今までよりももっともっと盛り上げてあげよう。


「どんな復讐がいいかなぁ」


あたしはペンを持ち、鼻歌交じりに明日の事を考えたのだった。
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