*改稿前の文章です。文庫には書き下ろし番外編がついています。
派遣社員の私が、無駄に大きな胸で弾き飛ばした相手は、名家の御曹司であり、この会社のトップに立つ29歳の社長であった。
「お前の所属部署と名前は?」
冷たい視線に厳しい声。
鬼と噂される社長を前に派遣切りを覚悟した私が名乗れば、彼は目を見開く。
「ゆうちゃん……生きてたの!?」
「はい?」
演歌と日本酒をこよなく愛するマイペースOLと、規格外な富豪社長の、たっぷり溺愛ふたり暮らし。
2018.4.14 完結公開
原題:富豪社長と暮らしたら、愉快なことになりまして。
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OLの夕羽は、ある日突然“俺様で冷酷”と恐れられる社長の三門に求愛される。実は三門にとって夕羽は幼い日の初恋の相手。夕羽は戸惑うも「拒否しても無駄だ。俺の妻にする」と宣言され、強引に婚前同居がスタート!?素っ気ない夕羽の態度に、三門の独占欲は煽られる一方。「俺の女だという証を、お前の中に刻みたい」――甘く強引に迫られ、次第に夕羽の心は絆されていき…!?