。。折れた羽根、虹の架け橋。。②

シュウの仮面*レイside*

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好きな癖に本心を見せない。

偽りの顔並べたコイツの仮面を
剥がしたくなるーーーー。

なあ、シュウ。

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「お前、チャラ男見せかけてるだけだしな。
好きなら好きって言いやがれ」


「意味わかんない。
あー、仕事先には可愛い子たくさんいるよ?
客だから手出せないし、そろそろ彼女欲しい。
何が言いたい訳?レイ」


明るいチャラ男の仮面。

コイツには、言葉は通じない。
ならーー。

グイッーーーーーーーー

シュウの腕の中のあげはの腕を掴んで、唇を寄せた。





「触んなよ!!!!」





そうそう。
真っ赤な顔で、怒ってるシュウのその顔。




「なんで、ダメなの?
シュウには、関係ないよね?
女の子なら誰でも好きなんでしょう?
シュウはさあ」


ニヤリ、と意地悪く笑う俺。




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