黒猫の呪い
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私は今日も大勢の猫に悩ませられていた。今の私には大勢の猫の鳴き声は騒音でしかなかった。毎晩けたたましく泣き叫ぶそれは狂気にすら感じる物があった。

うるさい。うるさい。うるさい。
うるさい。うるさい。うるさい。

3/23

今日もうるさかった。頭が割れそうだ。何処からかするのかは分かっていた。隣の家だ。ボロボロの空き家。そこは空き家だが大量の猫が住処にしている。もちろん役所には問い合せたがなかなか動いてはくれない。早く何とかしてくれ頭がおかしくなりそうだ。

うるさい。うるさい。うるさい。
うるさい。うるさい。うるさい。

3/24

最近は不眠のせいで頭痛に悩ませられていた。仕事でも小さなミスが目立ち始めてきた。いつか終わりが来るのだろうかこんな生活にも。彼らは何を求めているのだろう。何でもするから静かにして欲しい。

うるさい。うるさい。うるさい。
うるさい。うるさい。うるさい。

3/25
夜中は静かにしてくれ私を眠らせてくれどうすれば良いのだろういっそ家ごと燃やしてやろうかとさえ思う。気が狂いそうだ。

うるさい。うるさい。うるさい。
うるさい。うるさい。うるさい。

3/26

些細な抵抗として自分の家の壁を叩き続けた。勿論何も変わらない。ただの八つ当たりだ。一瞬気分は晴れた気がするが解決する事はない。
何度も何度も叩いた。

うるさい。うるさい。うるさい。
うるさい。うるさい。うるさい。
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