「別れてくれ」

「は?」

一目惚れだって言ったじゃない!

好きだって言ったじゃない!

なのにどうしてこうなったの?

「初めてなんだ。こんなにも彼女が好きなんだ」

雷に落とされたかのような突然の破局から、仲睦まじい二人の様子は私をどん底に突き落とす。

人並み程度の私と美人なあの子なら、彼と釣り合うのがあの子だって気づかされるのは一瞬。

これからもこんな気分を味わうのだろうか、と思ったのも束の間。

私の人生はある日を最後に幕を下ろす。

幸せそうな二人の様子を目にしながら……。



……のはずだったのに、どうして?

転生前の記憶を持った王女の私が国王であるお父様に宛がわれた婚約者はまさかの転生前の元彼で。

しかもその隣にいるのが……。

私のどん底人生、転生しても変わらないってどういう事?

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転生  王女  婚約者  元彼  恋愛  三角関係