獅子組と私
楽しむ
椎那「楽しみだね!」
飛鳥「楽しみだね~!」

今日は、獅子組の仲間達でグランピング場に向かっている。

清美「……てか!」
琴子「窮屈!!!ウザい!!暑い!」
道彦「うるせー、琴子!!」

みんなで電車に乗ってるのはいいのだが、人が多く飛鳥達は立っているのだ。
椎那、清美、琴子を飛鳥、道彦、滉二、一朗の四人が守るように囲んでいる。

椎那「でも、安心するよ?
大きな壁みたいで!」
清美「プッ…!可愛い~!」
琴子「私からすると、ただデカイだけの壁よ!」

滉二「デカイだけの壁って……」
一朗「ひでーな!」

清美「椎那って、時々スッゴく可愛いこと言うわよね!」
琴子「フフ…確かに!」

滉二「でも椎那ちゃん、小さいからすっぽり隠れちゃうね!」
椎那「えー!みんなが大きいんだよ!」

一朗「椎那ちゃん、小さいよな?」
清美「小柄な方よね!」
道彦「清美が、平均的じゃないかな?
琴子は、高い方だろ?」
飛鳥「てか、椎那って身長何センチなの?」

椎那「へ?150cmだよ!」

六人「150!?」
飛鳥「椎那、可愛い~!僕と30cm以上差がある!」
道彦「てか、俺等みんな180以上あるもんなぁ!」

滉二「小さっ!!」
一朗「しかも、折れそうなくらい細いし…」
道彦「小さいとは思ってたが、ここまでとは……」
飛鳥「だからかな?どうしても、僕達より年下に見えるんだよね~!可愛い~!!」

滉二「なんか、片手でも抱えられそうだよね!」
一朗「確かに……!」

椎那「なっ…////!し、失礼なっ!」
飛鳥「でも、確かにいけそう!
椎那、抱っこしていい?」

椎那「……/////」

清美「あー、赤くなったぁ!」
琴子「可愛い~!」
道彦「椎那ちゃんだったら、たて抱っこもいけそう!」
滉二「たて抱っこって……」
一朗「あ!ほら、ケツの下を支えて縦に抱っこするやつじゃない?」
滉二「あー!」

飛鳥「てことで、抱っこしていい?」
そう言って、椎那の尻の下に手を持っていこうとする。

椎那「ひゃぁっ!!飛鳥くん!!やめて!!」

飛鳥「は?僕まだ触ってないよ!」
椎那「え……で、でも今お尻触られ━━━━━」

飛鳥達「━━━━━━!!!?」
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