(続編)俺について来い〜俺様御曹司は生涯の愛を誓う
第三章 過酷な現実
「静香、約束する、必ず俺と翔太を思い出させてやる」

「翔」

「それに三人の家族としての思い出はこれから作って行くんだ、何の問題も無い」

「はっきり言って、私はアメリカでの生活は自信が無いんです」

「俺は拠点を日本に戻すつもりだ」

静香は驚いた表情を見せた。

「アメリカ支社は横溝に託そうと考えている」

「横溝さんにですか」

「あいつは優秀な人材だ、辞めさせずに現在は専務の秘書の仕事をして貰っている」

「専務の秘書」

「しかし、それだけで終わる器では無い」

「そうですか」

俺はこの話を俺が日本に拠点を移す為の話として、静香にしたのだが、

静香は俺の再婚相手にと考えていた。

まさか、そんな事を考えていたなど想像も出来なかった。
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