エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
高スペックな男
職場は社内恋愛が禁止ではないが、信用第一な社風もあるので公に良しとはしていない。
なので結婚準備が整い、日取りが決まるまで公表はしないでおこうということになった。
会社は同じでも職場が離れている私たちには接点がない。
だから私たちの関係がバレることはないだろう。
あの夜から私はせっせと彼の部屋へと通う、”通い妻”状態になっている。
通い妻―――といっても私は家事が得意ではないので、通い夫に近いものがあるけど。
「飯できた。簡単なパスタだけど」
といいながら出てくるお料理はとても豪勢で毎回目を丸くする私。
「す・・・すっごーい!こんな貝とか入ってるパスタとか、家で作れるんだね?」
「・・・・アサリが入ってるだけで大袈裟だよ」
私の婚約者である飯塚海生君は仕事だけじゃなく、お料理や家事もこなせる人でした。
「――――美味し―!」
「だから、大袈裟だって」
そんなこと言っても私には大ごとなのだ。
こんな食事は外食しない限りお目にかかることは出来ないもん。
なので結婚準備が整い、日取りが決まるまで公表はしないでおこうということになった。
会社は同じでも職場が離れている私たちには接点がない。
だから私たちの関係がバレることはないだろう。
あの夜から私はせっせと彼の部屋へと通う、”通い妻”状態になっている。
通い妻―――といっても私は家事が得意ではないので、通い夫に近いものがあるけど。
「飯できた。簡単なパスタだけど」
といいながら出てくるお料理はとても豪勢で毎回目を丸くする私。
「す・・・すっごーい!こんな貝とか入ってるパスタとか、家で作れるんだね?」
「・・・・アサリが入ってるだけで大袈裟だよ」
私の婚約者である飯塚海生君は仕事だけじゃなく、お料理や家事もこなせる人でした。
「――――美味し―!」
「だから、大袈裟だって」
そんなこと言っても私には大ごとなのだ。
こんな食事は外食しない限りお目にかかることは出来ないもん。