永江央太 34歳
女性には特にクールなヤリ手弁護士
小関真綾 29歳
五歳の男の子のシングルマザー
央太からの熱烈なアプローチで、二人は付き合うことに。
仲睦まじい二人は、このまま永遠に愛を築いていける。
そう思っていたのに……。
どうにもならない未来に絶望して荒れ狂う央太を、
優しく受け止める真綾。
央太は縋るように真綾を激しく抱いたのだが……。
あの夜が、二人の運命を変えてしまった。
央太の子どもを宿していると告げられずに、
真綾は単身イギリスへ――
あれから六年。
もう二度と会わないと思っていた央太に、オフィスで再会。
「許さなくてもいいから、そばで真綾を見つめていたい。
その権利がほしい」
二人を繋ぐのは、赤い糸? それとも――?
切なさが交差するシークレットベビーストーリー