【甘甘】逆ハーレム?〜変人先生にしかモテません〜【

無言で抱きつくな!

体育館に着くと、零先生はあたしを見つけ、見下ろし無言で抱き付いて来た。



「やめて、くれません?急に」



「…ムリ」



周りは、今日初めて言葉を話す零先生におお!!と喜びの声をあげる。



なんであたしにだけ話すの?不思議なんだけど。



「金森は、俺ので。俺は、金森のだろ?」



当たり前のように零先生が言う。隣からひょっこり顔を出した陸と零先生は、無言の戦いに火花を燃やしている。



疲れるよ…



『話さなくても、大丈夫。だって零先生良い先生だから、きっと伝わりますよ!良い先生だって』



『だって零先生、あたしの事見つけてくれましたよ?閉じ込められても…ね?なんで閉じ込められてるの分かったの?』


何今の?あれは…中学生の時?懐かしいな。確か初めて会ったのって、教育実習の時だったよね。あの頃陸のファンに倉庫に閉じ込められたんだったな。



でも零先生見つけてくれて。嬉しかったっけな。

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