お前は俺の予約済み!!
3★★★俺にだけ見せて
【今日は仕事で遅くなるよ(>_<)それでもいいなら部屋で待っててね!】



少し経ってから届いた瑠璃からの返信。



【待ってるから!とにかく会いたい】



今、俺の頭の中に浮かぶのは瑠璃の顔だけだ



足早に通り過ぎる見慣れた景色。



一人暮らしの瑠璃のマンションへはそう遠くない。



付き合って半年くらいして、



「はい!!これ、悠の分♪」



そう言って瑠璃からこの合鍵を渡された時、



「おう!!サンキュっ」



俺は平静を装うのがやっとなくらいに嬉しかった。



ヤバイくらいに瑠璃を抱きしめたくなったのを覚えてる。



今でもあの時と変わらないくらい、



いや……それ以上に俺は瑠璃のことを好きになってるけどね。

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