闇の花~2人の殺し屋~
血のついた服はゴミ箱に入れ、武器を消毒液の中に入れてから
私は普通に眠った。
次の日の学校では近くで数人の死体が見つかったと噂していた。
たぶん昨日、私がした仕事ね。
周りでは『怖いね~』や『ヤバすぎ…』とか言って騒いでるが私はただ外を見ていた。
本当にくだらない…
そんなことを思っていたらギャル系の女の子が2人、私の傍に来た。
「ねぇねぇ、夜藍さん。頼みごとがあるんだけどぉ~」
「・・・なに?」
本当は睨みつけたかったけど我慢して普通に返した。
きっとロクなことじゃないだろうけど。
「今日の掃除当番なんだけどぉ~、用事が入っちゃってぇ変わってくんない?」
やっぱり…
どうせそんなことだろうと思った。
昼は大人しくしている私。
話す子もいないし、話しかけるといえばこういう鬱陶しいことばっかり。
「悪いけど、用事があるから」