闇の花~2人の殺し屋~


血のついた服はゴミ箱に入れ、武器を消毒液の中に入れてから


私は普通に眠った。







次の日の学校では近くで数人の死体が見つかったと噂していた。


たぶん昨日、私がした仕事ね。



周りでは『怖いね~』や『ヤバすぎ…』とか言って騒いでるが私はただ外を見ていた。




本当にくだらない…





そんなことを思っていたらギャル系の女の子が2人、私の傍に来た。




「ねぇねぇ、夜藍さん。頼みごとがあるんだけどぉ~」



「・・・なに?」


本当は睨みつけたかったけど我慢して普通に返した。



きっとロクなことじゃないだろうけど。





「今日の掃除当番なんだけどぉ~、用事が入っちゃってぇ変わってくんない?」






やっぱり…


どうせそんなことだろうと思った。






昼は大人しくしている私。


話す子もいないし、話しかけるといえばこういう鬱陶しいことばっかり。





「悪いけど、用事があるから」



< 12 / 400 >

この作品をシェア

pagetop