並んだ、机
触れそうなぐらいの、肩
ちゃんと聞こえる、声
どれもが愛しい…
どうして
あたしじゃダメなの…?
どうして
君じゃなきゃダメなんだろう…
何度も、諦めようと思った
何度も、嫌いになろうと思った
けど、君へのキモチは消せない…
たった、一言で、2文字なのに…
──君に言えない
「すき」という言葉が…。
君と出会わなければ良かった──。
そしたら、あたしを好きになってくれる人を、
好きになれたかな…?
目次
- 第1章 あたしのキモチ
- 第2章 涙と隠し事
- 第3章 突然の告白
- 第4章 本当の笑顔
- 第5章 君と会えない夏
- 第6章 変わりゆく想い
- 第7章 変わらないもの
- 第8章 すれ違う心
- 第9章 君がいない世界
- 最終章 片思い