一番星のキミに恋するほどに切なくて。《旧版》


「俺が…守れなかったのが悪い…。恐い思いさせて悪かった……」


酷く悲しい声で謝る蓮さんの声が胸を締め付ける。


何だか蓮さんが泣いてるような気がした。


「…蓮さん……。あたし、汚いよね?お風呂…入ってくる」


あの男の人に触れられた所が気持ち悪い。


汚い……。
蓮さんには綺麗なままのあたしに触れて欲しかった…。



「…夢月……お前は綺麗だ。だから…汚れてなんかいない。俺が…消してやる」


そう言って蓮さんはあたしの服をゆっくりと脱がした。








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