翌日。

アタシはまたしても玄関でイイ匂いのするお弁当を受け取り(中は会社についてのお楽しみって、どこの新婚家庭?)ツバメ・・・改めツバサくんとサクラに『イッテキマス』のご挨拶。

「イッテキマス。今日は金曜だから、昨日みたいに早くは帰ってこれない。多分10時回っちゃうから、先にゴハン食べてていいわ」

んー♪と、サクラと鼻を合わせてキスするアタシ。

「ご主人様、ボクにも可愛いご挨拶は?」

「あ、ある訳ないでしょ!サクラとキスでもしてなさい!!」

可愛い顔で目を閉じて見せるツバサくんに、ぐいぐいとアタシはサクラを押し付ける。

な、何だか今日は昨日より暑いみたいネ。

だいぶ春の陽気かしら・・・

「何あせってんの?ユキさんて、ほんと時々可愛いよネ」

早速サクラとキスをしながら、ツバサくん。

『時々』が気になるケド。

そういうアナタの方こそ可愛いじゃないの。

危うく朝から腰が抜けそうだワ。

「だから!大人をからかわないの!!ね、昨日の夕飯代も、お弁当代もあるからサ、とりあえず一万だけ渡しとくわ。細かいルールは、追々ネ」

シャンと背筋を伸ばして、大人ぶるアタシ。

この作品のキーワード
  サクラ      秘密  切ない  純愛  年の差  オトナ女子   

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