白緑蝶"ever since【続】
浮き世

愛くるしい†空

今日は日曜日

雲ひとつない晴れ渡った空

最高のおでかけ日和

らしいが、ひわの優しい声は
眠っている、この俺の眠りを
これ以上は妨げることはなく

「疲れてるなら仕方ないねぇ」

そう言って、この寝室のドアを
音がしないように優しく閉めて
出て行く。

そして俺は今、二度寝中

夢の中へ、Go!

夢の中で俺は、テーブルに並ぶ
おいしそうな、ひわの手料理を
見つめてる。

箸に手をつけた、その時・・・

ガチャッ、ドン、バタン

マジかよ・・・

寝室の大きなベッドに一人
抱き枕を足の間に挟み抱えて
幸せの中、眠る俺の体に衝撃
が走る。
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