★★★★★
誰もが皆エゴイストだから
本当は誰にも読ませたくない。

そんな独占欲さえ生まれる物語。
それが私のエゴイズム。




セピア色の中に溶け込んだ鮮やかな表現。

モノクロームの中に浮かび上がる滲み出す原色。

静かに奏でる音楽のように心に響き渡る描写。

全て自分だけの宝箱にしまってしまいたい。



心の色は時に澱み、澱を沈ませるけれど、撹拌されるとともに鮮やかな混ざり合う特色も併せ持つことさえ可能であると思わせる。

上澄みだけを綺麗と思わせることは簡単に出来るかもしれない。けれど、この物語は違う。

全てが混ざり合う、その意味がバランスを整え、人間を映し出す。


人は皆、エゴイストなのだから。

きっと貴方も……
蜘蛛谷レンズ
10/04/09 20:50

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