いつか、眠りにつく日
「やめろぉ!おのれぇぇ!」

 光は竹本の身体を包み込むと、さらに激しく光る。

 断末魔の叫びを上げる怪物がはじけたように光ると、私の身体ははじき飛ばされた。

 すべるようにして地面を転がる。


 そして、そこで目の前が真っ暗になった。

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