ある街に薔薇がありました。

紅い一輪の薔薇は沢山の人が欲しがりましたが薔薇は一度も首を縦に振りません。
そして、その薔薇を巡って戦争まで起こり薔薇はいつも泣いていました。

薔薇が歎き悲しんで泣いた事で世界に闇が生まれ、妖が生まれました。

ずっと、紅い薔薇は悲しんで悲しんで…その美しさが枯れてしまうまで泣き続けました。

そして、薔薇はこの世に溢れましたが、本当の…紅い薔薇は永遠に存在しなくなりました。