ハツ彼 は、ハーフな年下さん。(完)
海の浮気。
目が覚めると、見知らぬ部屋。


「あら?

目が覚めたかしら?」


そこには、翔子さんが居た。


「おはようございます。」

海の姿を、探すが…


見当たらない。


「海なら、外泊したらしいわ。

連絡があったから。

仕方なく…

アタシの家に泊めてあげたのよ。」


「が…外泊…。」


凄いショックだった。



でもさ、仕方ないよね


…仕事だしさ。



「昨日、お風呂入ってないんでしょ?

さっさと入ってきなさいよ。」



キャリーバックから、下着などを出し脱衣所に向かう…


「お風呂って何処ですか?」


「出て右の所よ。」


綺麗なお家だ。

私の憧れるような部屋な…。


自分の家は、昔の建物だ。

畳の部屋で、トイレも和式で水洗じゃないし。

やっと、お風呂にシャワーが付いたぐらいだ。


「凄い綺麗ー!!」


感動しながら、湯船に浸かる。


翔子さんが、入ったのか沸かしてくれたのか…ローズが入っている。


長風呂が苦手だから、体を洗い髪を洗うと出る。

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