夏風邪とモノグラムな指
(
安川香菜
/著)
レビュー
離さないでね
離れてほしくないの。
キス、したいの。
告白してしまったのは、熱のせい?
ーーいいえ、
ずっと前から、本当はこうしてほしいって、思っていたよ。
*
前半のゆったりしたペースから、激変。後半になるにつれ肉食化していく男の子に、私まで一緒に翻弄されてしまいました。
こんな男の子がそばにいてくれるのなら、夏風邪も悪くはないのかもしれない。
そんな風に、思ってしまう作品です。ぜひ御一読を。
琴鈴
13/06/24 01:07
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