この未来を壊して下さい。【完】






今日こそは反論しようと思い開いた口は、残念ながら





「はいはい、お嬢さん静かにしましょうね~」





という声と同時に彼らの中の一人によってふさがれてしまった。





静かにって、まだ話してないじゃない。





口をふさがれ完全に諦めた私は、ただひたすらに廊下を歩く。






おとなしくなった私だが、彼が手を離してくれることはなく、口をふさがれたまま目的地へと引っ張られた。




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