月刊注目作家 2017年4月 岩長咲耶

月刊注目作家 今、注目の作家を毎月1名ご紹介★

2017年4月 岩長咲耶さん

注目理由

4月にはマカロン文庫からラブファンタジー、6月にはベリーズ文庫からコンテスト優秀賞受賞作を書籍化する今注目の岩長咲耶さんにインタビュー!あの作品はどうして”りんご”が登場したのでしょうか…?

インタビュー

――マカロン文庫から『最悪な政略結婚を押しつけられましたが、漆黒の騎士と全力で駆け落ち中!』が発売中ですが、作品紹介とオススメポイントを教えてください。
弱小貴族の令嬢・キアラが、とある事情で次期国王との政略結婚を強要されてしまいます。涙をのんで婚約した直後に、とんだアクシデントのせいで婚約者から死罪を言い渡されてしまったことから、幼馴染のイケメン騎士・エヴルとの恋の逃避行が始まります。道行きで明らかになる、当人たちですら知らなかった意外な過去や、愛するエヴルのためにキアラが持ち前のバイタリティーで奮闘する様子、エヴルの強さとカッコ良さ、超がつく溺愛ぶりが見どころ。スリリングで、ちょっと愉快で、ロマンチックな恋模様をぜひお楽しみください!
――6月には「ベリーズ文庫大賞」で優秀賞を受賞した『楽園で抱きしめて 〜強引なアダムと意地っぱりなイヴ〜』の発売が決まっていますが、受賞した時のお気持ちを教えてください。
へ?そんなバカな。これに尽きます(笑)。いただいたご連絡の文面を何度も読み返して、『どうしよう。どうしよう』とひたすらうろたえていました。本当に世の中ってなにが起こるかわからないですね。しみじみ実感した次第です。
――『楽園で抱きしめて 〜強引なアダムと意地っぱりなイヴ〜』では、“りんご”がキーポイントになりますが、どのようにして誕生したのでしょうか?
“りんご”を登場させたのは、身近で愛着のある物を題材にすれば、より丁寧で深みのある文章が書けるのでは?と思ったのがきっかけです。それと、御曹司と一般女子の恋物語を書くのは今回が初めてだったのですが、普通ならほとんど可能性のないシンデレラストーリーが実際に起こるとしたら、それはなぜか?なにか事情があるとすれば、それはどんな思惑があって、そこからどんな展開が広がるだろうかということを、各キャラクターの持つワケあり設定を絡めてストーリーを膨らませ、最終的にあの形に落ち着きました。
――現代恋愛とファンタジー作品を書いている時に気をつけていることはありますか?
ファンタジー作品を書く時の私は、リミッターが吹っ切れています(笑)。自分の日常から思い切りかけ離れた空間や、映画のようなエピソードを堂々と書くことが、ファンタジーを読み書きする醍醐味だと思っています。現代恋愛においても、意外性のあるシチュエーションはとても大事だと思っていますが、そこはやはり日常生活に根差した風景や心情に添って、とにかく読者様に共感していただけるような描写と展開を心掛けています。
――シリーズ作品の展開はどのように考えているのでしょうか?
自分の中で、おそらくこんな形で終わるだろうな、というラストは見えています。ただ私に限ったことかもしれませんが、シリーズ作品はまるで生き物のように勝手に成長していく部分があるので、もしかしたらまるで予想していなかった形に落ち着くかもしれません。一番最初に各キャラクター設定を考える時、直接ストーリーに出てこない家族構成や、生い立ちや、そのキャラにとっての重要なエピソードなども考えるのですが、そういった背景から新しい物語がどんどん生まれてきます。
――小説を書く以外に好きなことや趣味を教えてください。
海外ドラマのミステリー物が好きです。次はどういう展開になるんだろうとワクワクする感覚が、大好きなんです。謎解きの段取りの緻密さや、結末の意外性や爽快感はクセになります。それと、ミステリーって実は深い人間ドラマでもあるので、小説を書くにあたっていい勉強になります。いつか自分でもライトミステリーなんかを書いてみたいですね。
――今後の活動について教えてください。
これからもBerry's Cafeで恋愛ファンタジーや現代恋愛、青春ストーリーを通して、読者様に『読んでよかった。この作品と出会えてよかった』と、心の片隅に残していただけるような作品を書きたいと思っております。

岩長咲耶さんからのメッセージ

皆様こんにちは。岩長咲耶です。ご紹介いただきまして大変光栄です。大人恋愛、学生恋愛、ファンタジー等、感情のおもむくままに書き殴っております。『地道にコツコツ、頑張らない程度にガンバる』をモットーに、これからも書きたいと思うテーマを書いていく所存です。よろしければ、どうぞお付き合いくださいませ。

編集部ピックアップ作品

代表作

  • 天然ダイヤとイミテーション・ビューティー 〜宝石王子とあたしの秘密〜
    地元の老舗宝飾店に務める聡美は、絶世の美女の姉と常に比較され続けてきたせいで強度のメイク依存症。自分を飾り立てることに執着する彼女が出会ったのは、宝石鑑定士の晃だった。ふたりは徐々に惹かれ合うが、自分自身に価値を見出せない聡美は晃に本当の自分をさらけ出せず、思い悩んだ末に別れを告げる。やがて、大きな事件が……。
  • 銀の精霊・森の狂王・時々、邪神
    後輩に婚約者を奪い取られたOLの雫は、あてつけに自殺しようとした拍子に異世界トリップしてしまう。人間の王がすべてを支配する世界で風の精霊と出会った雫は、元の世界に戻るために、彼と共に王の成敗を決意するも逆に捕えられ大ピンチに。風の精霊と、雫と、王との三角関係を絡めた、世界の命運をかけた恋と戦いの物語。

月刊注目作家とは?

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執筆活動状況や得意ジャンル、おすすめの作品などを掲載しながら、ふだん、なかなか知ることの出来ない作家さんの魅力を、みなさんにお伝えしていきます♪

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