清登サイドの描写がなかったせいか最初から最後まで中途半端な自己中のいい加減野郎にしか見えなかった。
沙也は自分の行動が正しい事ではなかったし、そのせいで真悠を一番傷付けた事も理解した上で清登といる覚悟はしていたけど、清登と一緒にこうもあっさりと周りに受け入れられて幸せを掴んでる感じにモヤモヤしてどうしても感情移入が出来なかった。
沙也サイドの描写の節々にはこれわざわざ必要?っていう余計な描写があって益々微妙な気持ちになることが多々あった。
(真悠の海の想い出の場所を千葉にした理由とか、、清登が沙也の事だけを想ってる描写を入れたかったから故だとしても必要あった?って思う)
家族もあっさり受け入れすぎ。その後の和やかな家族風景に冷めた気持ちになった。
真悠に感情移入してしまったが故の感想ではあるけど、私的にはモヤモヤしか残らない作品だった。