私の好きな人は 「りんって地味だよね」 こんなこと言う最低な人。 「りん、かまって」 でも、ときどきすごく甘いことをいうから 「好きだから甘やかす。それだけ」 嫌いになれないの。 「でも、ときどきすげー欲しくなる」 どうせ、他の子にもそんなこといってるんでしょ？ 「ひゃあっ…」 「もっと僕にかわいい声きかせて？」 もう溺れたくないから 「キス、してみる？」 これ以上期待させないで。 初音 りん Rin Hatune × 広瀬 紬 Tumugi Hirose 「もっと僕でいっぱいになってよ」 キミの甘さにどんどん溺れていくーーー。

彼等とは 一体何時から違ったのだろうか。 あの引き金を引いたのは誰だったか。 それとも、必然的にそうなる定めだったのか。 私はもう何も出来ないのだろうか。 このまま何も出来ずに、辛い思いをして終わるのだろうか。 覚えてるのは、 「もう、いいんだ」 そういって儚い笑顔を見せた、友人の、鈴木 渚(すずき なぎさ)の泣きそうな顔だった。 しかしそれも一年前。 私と渚は完全に平和に…とはいかないが中々幸せに暮らしている。 そんな折だった。 後期中間テスト。 最早そんな言葉も忘れるくらいの事態に陥った。 なんと、文化祭でステージの上から天国にフライアウェイ。 したと思えば。 「麻帆(まほ)！幼稚園遅れるよ！」 何故か幼稚園の頃の自分に戻ってました。 こうなれば、もう、 苦しい過去を撲滅してって明るい未来を作るしかない。 「はーい」 とりあえず幼稚園行かないと。

一ノ瀬 春馬(春馬先輩)×藤堂樹(私) 野球部の副主将、春馬とマネージャー樹の 青春ラブコメディ 中学から片思いを続けた樹、それを意識しながらも、野球に専念し続けた春馬 ２人の夢が、想いが幾度となく迫る困難を乗り越えさせる。 真実の愛が魅せる真の恋物語。