結婚に愛はあるのか?
「も、もしかして、・・・愛のお腹の子供って」

そう呟いた沙織。

「そうだよ…だからその手を離せ。

話しが出来ない」

無表情にそう言った陽介。


「その話、この家でしてもらえるかな?

愛ちゃんが、なぜアンタから逃げ出したのか、

なぜ、沙織とルームメイトにならなきゃならなかったのか、

色々知りたいから」

そう言ったのは、・・・優也さん。


「アンタには関係のない事だろ?」

至って正論を言った陽介。


「とにかく上がって。近所迷惑だから・・・

愛ちゃんだって、こんな格好で、外に出られるわけないでしょ?」

そう言って冷たい眼差しで陽介を見つめた沙織。


「…確かに」

・・・私は起きてから時間は経つものの、

まだパジャマのままだった。

こんな格好では、どこにも行けない。
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