祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】
カゼは美咲の痛々しい姿を見て、悲しそうな表情を浮かべると美咲を抱きしめた。
「………兄貴じゃなくて俺を選べばよかったのに」
「風?」
「………俺なら義姉さんを大切にするのに…どうして見た目は似てるのに兄貴を選んだんだよ」
カゼはイトコである美咲に小さい頃から想いを寄せていた。
自分より大人で優しい彼女を愛しいと思っていたのだった。
「…私、優しくされたい…。昔の優しい海が大好きなのに…乱暴で冷たい今の海は嫌い…」
「………今は俺を兄貴だと思っていいよ。…美咲」
カゼはその日、美咲を抱いた。
罪悪感に駆られたけど、ずっと求めていた女性との行為は幸せそのものだった。
カゼは体中に出来た美咲のアザに優しいキスを落とす。
海の代わりとして見られているけれど、今はそんな事はどうでもよかった。
カゼはこの時、ふと星にかけた願いを思い出した。
そして美咲の体温を感じながら
願いが早く叶えばいいと強く思った。
「………兄貴じゃなくて俺を選べばよかったのに」
「風?」
「………俺なら義姉さんを大切にするのに…どうして見た目は似てるのに兄貴を選んだんだよ」
カゼはイトコである美咲に小さい頃から想いを寄せていた。
自分より大人で優しい彼女を愛しいと思っていたのだった。
「…私、優しくされたい…。昔の優しい海が大好きなのに…乱暴で冷たい今の海は嫌い…」
「………今は俺を兄貴だと思っていいよ。…美咲」
カゼはその日、美咲を抱いた。
罪悪感に駆られたけど、ずっと求めていた女性との行為は幸せそのものだった。
カゼは体中に出来た美咲のアザに優しいキスを落とす。
海の代わりとして見られているけれど、今はそんな事はどうでもよかった。
カゼはこの時、ふと星にかけた願いを思い出した。
そして美咲の体温を感じながら
願いが早く叶えばいいと強く思った。