祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】
すると、口に1つ片手に2つずつの計5つの紙コップを持ったカゼがやって来た。



「………ほーふぃふぁほ?(どうしたの?)」


「あぁ、ちょっとな。変な連中にキヨが絡まれてたんだよ」


「………ほふぇふぁひほひふぁふぁふひ(それはイノリが悪い)」


「何で俺が悪いんだよ」




紙コップをくわえながら喋るカゼの言葉が何故か理解出来るイノリ。




「………ひほふぉひふぇふぁへふぁひふぁふぁ(キヨといてあげないから)」

「そうだな。悪かったな、キヨ」

「ううん、大丈夫だよ。……来てくれてよかった」



キヨがイノリの腕にすり寄ると、イノリはもう片方の腕でキヨを抱き寄せる。


そこにカンナとケンがやって来た。




「みんなの分の御守りも買ってきたわよ」

「俺も5人分の絵馬書いといたよ」



2人がやって来るとカゼは4人に甘酒を渡す。
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