私達は机の落書きから始まった。
 
 
トイレに着くと、絵の具の付いたとこを水で拭き取り、鏡に映る自分の顔を見る。
 
 
どんな顔をしてたかな?
 
 
上手く笑えてた?
 
 
でもね、逃げ出さずに、ちゃんと話しをできたのは、
 
 
きっと、私の中で猛が過去の人になってきてるから。
 
 
遼平と出会えてなかったら、今でも過去の人にできてなかったと思う。
 
 
きっと、逃げ出しちゃってたと思う。
 
 
「もう、大丈夫。」
 
 
鏡に映る自分に笑う。
 
 
 
今は、私にも好きな人ができた。
 
 
 
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