私達は机の落書きから始まった。
 
 
冬の空は 空気が澄みきってて、より綺麗に見える。
 
 
視界いっぱいに広がる、青い空は本当に気持ちがいい。
 
 
 
 
「今日ね、優里が…」
 
 
いつも通り、他愛ない会話をしていた時
 
 
ガチャッ
 
 
屋上のドアが開く音がした。
 
 
何故か妙な胸騒ぎがした。
 
 
ここに来た人は今まで居なかったから。
 
 
音と共に現れたのは、可愛い女の子だ。
 
 
背は低めで、髪はサラサラのロング、目はパッチリで、口は小さくて…お人形のように可愛い女の子だった。
 
 
でも、その子の目には大粒の涙を溜めてて……
 
 
私達に気付いた女の子は、驚いたように
 
 
「ごめんなさい。
人がいるとは思わなくて……」
 
 
そう言って、走るように出て行った。
 
 
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