私達は机の落書きから始まった。
 
 
妙な胸騒ぎは当たる。
 
 
隣に座っていた遼平が立ち上がって…
 
 
「……舞…」
 
 
小さく呟いた。
 
 
舞…
 
 
元彼女だ。
 
 
遼平は拳を力強く握っていた。
 
 
顔は見えないけど、分かる。
 
 
遼平の背中が追いかけたいって言ってる。
 
 
だから、私は
 
 
「追いかけてあげなよ。
 
早く‼」
 
 
遼平の背中をポンッと押した。
 
 
遼平は小さく頷いて、走っていった。
 
 
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