私達は机の落書きから始まった。
セットした髪の毛が崩れる覚悟をして、ヘルメットを被った。
一瞬、このヘルメット…舞ちゃんも被ってたのかも…なんてくだらないことが頭をよぎった。
そんな事考えても仕方ないのに。
遼平の後ろにまたがると、遼平は私の腕を掴むと、遼平の腰に誘導した。
「しっかり俺に掴まっててね。」
頷くと、よし!と満足そうに笑った。
遼平は私に合わせて、ゆっくり進んでくれた。
時折、腰に回した手をギュっと握ってくれた。
バイクを走らせて30分。
着いた先は……