私達は机の落書きから始まった。
 
 
「卒業、おめでとう。
 
皆ばらばらになるが……」
 
 
教壇に担任が目を潤ませながら、最後のHR。
 
 
周りを見ると、泣いてる人もいる。
 
 
私も何度か泣きそうにはなったが、泣かなかった。
 
 
 
 
 
「菜々、一緒に帰る?」
 
 
優里が卒業証書を持って待っていた。
 
 
「ん~……
 
ちょっと寄りたいとこあるから、先帰ってて」
 
 
「わかった。
 
またメールするね。」
 
 
「うん。バイバイ」
 
 
優里と皆に別れを告げると、教室を出た。
 
 
向かった先は…
 
 
< 207 / 400 >

この作品をシェア

pagetop