私達は机の落書きから始まった。
 
 
遼平が誰かと一緒にいるって考えるだけで、自分がますます嫌な女になる。
 
 
あの遼平の腕が誰かを抱き締めてる…
 
 
遼平の唇が誰かとキスしてる…
 
 
遼平の瞳に誰かが映ってる…
 
 
遼平の優しさに誰かが触れてる…
 
 
気が狂いそうになるくらい泣いた。
 
 
泣いて、泣いて、泣いて、
 
 
でも、涙は枯れなくて…
 
 
いつかは、ちゃんと「おめでとう」って言えるような強い女になろうと思った。
 
 
でも、まだまだなれなくて…
 
 
卒業式を迎えた。
 
 
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