私達は机の落書きから始まった。

 
 
ガチャッ
 
 
重い扉を開けると、真っ青な空が広がる。
 
 
屋上だ。
 
 
何故か、遼平がここにいる気がして…
 
 
 
 
ほら、やっぱり。
 
 
 
 
柵にもたれて座る遼平を見つけた。
 
 
3ヶ月振りに見る遼平は、少しだけ大人びて見える。
 
 
私に気付くと、あの憎めない笑顔で笑うんだ。
 
 
「……ハァハァ……
 
……なにあれ?」
 
 
全力で走ってきたから、息切れなんて…
 
 
で、やっと出た言葉がこれ。
 
 
我ながら可愛くない。
 
 
 
< 211 / 400 >

この作品をシェア

pagetop