私達は机の落書きから始まった。
 
 
「長谷遼平?
うちらの1個下の?
 
あの子イケメンだよね。
 
遼平って子がどうかしたの?」
 
 
どうしよ…
 
 
なんて聞けば自然かな?
 
 
「いや、ちょっとカッコいいなって思って…」
 
 
「確かにね。
 
でも、彼女がいたんじゃなかったかな。
しかも、これが美人なんだ。
名前…確か…舞って子。」
 
 
残念だったね。と、私の肩に手を置く優里。
 
 
舞。
 
 
たぶん、この子が失恋の相手ってことかな。
 
 
「もうすぐ、球技大会があるから、遼平君のファンもまた増えるんじゃない?」
 
 
ファンね…
 
 
あんな奴に?
 
 
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