私達は机の落書きから始まった。
 
 
教室に戻り、机の上にうなだれる。
 
 
恥ずかしい。
 
 
あんなとこ見られるなんて…
 
 
がタッ
 
 
私の隣に座る優里。
 
 
「朝からどした?」
 
 
私の様子を見て心配そうに覗き込んだ。
 
 
「なんもな~い」
 
 
言えない。
 
 
昨日会った男に、元彼を見て落ち込んでるとこを慰めてもらった。なんて…
 
 
てか、あの男はなんなの?
 
 
そもそも、誰?
 
 
2年の長谷遼平って事以外知らない。
 
 
情報通の優里なら知ってるかもしれない。
 
 
「ね、ねぇ、長谷遼平って人知ってる?」
 
 
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