私達は机の落書きから始まった。
 
 
次の日、大学で優里に報告すると、黙って聞いていた優里が
 
 
「で?」
 
 
一言で返して来た。
 
 
で?
 
 
でって……何に対して?
 
 
「で、あんたは大人しく6ヶ月待つわけ?
 
意味がわからないのに?
 
6ヶ月経ったら何があるのかもわからないのに?」
 
 
優里は少し怒ったように聞いてくる。
 
 
優里が怒ってる理由は分かるの。
 
 
私を心配してくれてるから。
 
 
優里は優しいから。
 
 
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