私達は机の落書きから始まった。
 
 
遼平の事は詳しく話してないけど、空元気だった時も この3人が支えてくれた。
 
 
優里はいつも傍にいてくれたし、竜っちゃんは馬鹿な事して笑わせてくれたり、彰は特には何も言わないけど、彰なりに慰めてくれた。
 
 
そんな3人には感謝してるし、竜っちゃんと彰とは、優里みたいに長くないけど、時間とか関係ないんだなって感じさせてくれた。
 
 
 
 
いつも通り、4人で座っていると、
 
 
「おはよぉ~。彰君の隣座ってもいい?」
 
 
彰が答える前に座った。
 
 
朝からこの鼻に掛かった高い声を聞くのは、少し憂鬱だ。
 
 
フワフワのセミロングの髪の毛。
 
チワワのようにいつも目を潤ませているんじゃないかっていうくらいのパッチリ目。
 
グロスでテカテカのぷっくりした唇。
 
動く度に香水の匂いがする。
 
 
男の子が弱い感じの女の子。
 
 
いい噂より悪い噂の方が圧倒的に多いのは、女の敵なんだろう…
 
 
文学部の佐藤 友美
 
 
学部は違うが、サークルが同じ。
 
 
仲良くなった覚えはないが、最近やたらと中に入ってくる。
 
 
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